仕事のこと

「子どもを持つ決断ができない」私が気づいたこと

rit

子どもを持つこと。
それを「どう決めたらいいのか」ずっと分からなくて悩んでいました。

周りの人たちは子どもがほしいと思って結婚し、自然に出産していく。
そんな中で私は、「私もいつかは…」と思いながらもその“いつか”がいつなのか分からず、ただ時間だけが過ぎていく 感覚を抱えていました。

でも、まわりは妊娠に前向きな人ばかり。
だから「こんなことで悩むのはおかしいのかな」と思って、誰にも話せずにいました。

私と同じく「子どもを持つ決断をできない」そんな人がいるかもしれません。
そんなあなたに少しだけこの話をさせてください。

「子どもを持つことが怖い」 そう思っていた

私は当時がむしゃらに働き続けていました。
仕事が好きだったし、何より、「もっと成長しなきゃ」「キャリアを築かなきゃ」 という思いが強かったんです。

そんな私にとって半年以上も会社を休むことは受け入れがたいものでした。
「子どもを持たない」と決めることはできないけど「持つ」と決断する勇気もない。
だからずっと先延ばしにしていました。

夫の言葉に救われた日

そんな私に夫はいつも寄り添ってくれていました。

「子どもを持つタイミングは、あなたに任せるよ」

時々不安に駆られて「もし私が子どもを欲しくないって言ったら?」と聞いてしまうこともありました。
そんなときも夫は変わらずにこう言ってくれました。

「それでもいいよ。二人で楽しく暮らそう」

本当に恵まれていると思いました。
でもその優しさが嬉しい反面「私が決められないばかりに、夫にも迷わせてしまっているんじゃないか?」 と申し訳なく感じることもありました。

「私さえ、はっきり決められたらいいのに」
そう思えば思うほど答えが出せない自分が嫌になって焦る気持ちばかりが募っていきました。

そんな中で周りの人が次々と妊娠し、産休に入り、子どもを迎えていく姿を見て、私はどんどん追い詰められていきました。

「私はどうすればいいの?」
「どんな選択が正解なんだろう?」

今振り返ると当時の私は 何に対しても完璧を求めすぎていて、自分で自分を追い込んでいたんだな と思います。

「こうしなきゃ」に縛られていた自分

がむしゃらに頑張ることは、決して悪いことじゃない。
でも「何かを追い求めるあまり大切なものを取りこぼしてしまう生き方」は長くは続かない 。

「何かが違う」
「このままでいいの?」
「どうにかしなきゃ」

私自身そんな気持ちを抱えながらも、どうすればいいのか分からず、ただ立ち止まることもできませんでした。

家族との時間がくれた気づき

そんな私の気持ちが変わるきっかけになったのは家族ぐるみのバーベキューでした。

実家の家族、夫、従姉妹の家族と一緒に過ごした、何気ない休日。
その日は仕事のことを忘れて久しぶりに心からリラックスできた時間でした。

そしてふと、気づいたんです。

「私、いつからこんなに『休むこと』を恐れていたんだろう?」

仕事もキャリアも大切。
でも私が勝手に「こうしなきゃいけない」と思い込んでいただけで、実はみんな自分のペースで働きながら大切な人との時間をちゃんと作っていたんです。

そこから少しずつ、意識が変わっていきました。

「こうでなきゃいけない」と思っている人へ

もし今、私と同じように「子どもを持つかどうか」で悩んでいる人がいたら少しだけ立ち止まってみてください。

誰もあなたの生き方を強制することはできません。
あなたの人生はあなたが選んでいい。

でももし「自分の気持ちも分からない」と感じるなら、それは 「今は立ち止まるとき」 というサインなのかもしれません。

これから

私はこの気持ちにたどり着くまでに、いろんな葛藤を抱え、試行錯誤してきました。

これから

  • 私がどうやって考え方を変えていったのか
  • 妊娠がわかってから行ったこと
  • 子どもを迎える準備のこと

など少しずつお話ししていきます。

一緒に自分の「土台」を見つめ直してみませんか?

それでは、また。

ABOUT ME
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rit
2025年4月に出産を控えているプレママです。 子どもを迎えるにあたっての準備やライフプラン・お金のこと、夫婦の価値観のすり合わせや仕事と人生のバランスなど同じ悩みを抱えた人に少しでも役立つ情報を発信していきます。
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