我が家の3つの妊娠準備|夫婦の話し合い・家計の見直し・育児の環境づくり

実は妊娠が分かった瞬間、すぐにはなかなか実感が沸きませんでした。
ですが、だんだんと「このお腹の中に赤ちゃんがいるんだ」家族が増えるんだと、喜びがふつふつと湧き上がってきました。
ただ、妊娠は家族が増える一大事。
仕事のことや産休・育休中のお金のこと、子どもがすくすく育つように親として何をすればいいのか。
大きな大きなライフステージの変化にすこしの不安がいる交じるような気持ちでした。
この記事ではそんな私が妊娠が分かってから1つずつ調べて、迷いながらも取り組んできたことを備忘録的にまとめて行こうと思います。
夫婦関係に関すること・育児に関すること・お金に関することなど。
かなり網羅的になるので各項目の詳細はそれぞれ個別の記事も追加して掘り下げていく予定です!
同じく妊娠を迎えたプレママさんの不安や悩みが少しでも解消できると嬉しいです。
夫婦で話し合い
妊娠が分かってから、まずなにより夫と一緒に子どもの将来のことについて話し合いました。
基本的にはお互い育った環境も違うため、夫婦といえども子どもや子育てにおいて何を望むのかが異なっています。
夫婦でこの認識がずれているとどうしても苦しい思いをしてしまうため、ここはしっかりと話し合いました。
どんなことを話し合った?
子育てについて話し合った内容は主に次の3つの項目です。
- どんな子に育ってほしいか
- 子どもにどんな環境を与えたいか
- 親としてどう関わっていきたいか
「どんな子に育ってほしいか」は多くの人が考えるテーマだと思います。
私たち夫婦もここはしっかりと話し合いました。
そしてこの「どんな子に育ってほしいか」を話し合い始めると、その過程で「どんな環境(家庭内環境・教育環境)を与えたいか」という話にもつながっていきました。
- 学校は私立か公立か
- 習い事は積極的に通わせたいか
- どのくらいまで家庭保育をするか
- 小学生になったとき子どもの帰宅時に親はいる環境がいいか?
また過去の自分達の経験から「親としてこんな風に子どもに接していきたい」なども話し合っていきました。
- 子どもが間違ったことをした時は言葉で言い聞かせる
- 「○○をやれ」といった命令はしない
「私自身はこうしたい」といったことから「夫に対して一緒にやってほしい」といったリクエストまでお互いの子ども時代の経験も交えながら話し合いを進めていきました。
どうやって話し合った?
普段こういったまじめな話をすることは多くないので、かしこまって話すことに少し気恥ずかしさもありました。
1つにテーマを絞って
「〇〇さん(夫)はどうしたい?」「どう考えてる?」
と普段の何気ない会話に混ぜながら確認を行う
例えば学校についてだったら「私立とか考えてる?」など。
実際に話し合ってみると私自身は高校までは公立で、まわりに私立に進む子も多くなかったので「子どももそうかな」と漠然と考えていました。
ですが夫は「学ぶことへの感度を高く持ってほしい」と強く考えており小学校受験なども視野に入れているようでした。
小学校受験など私の考えにはまるでなかったですし、夫自身そんな学歴などに対してこだわりがあるようではなかったので、話し合ってみて初めて気づいた認識の違いでした。
- 子どもの主体性を育てる
- こどもの学びへの積極性を育てる
話し合いの結果、私たち夫婦の子育て方針はこの2つにまとまりました。
結果としては子どもの教育方針として多くの方が望む共通のものだと思います。
それでも私たち夫婦のそれぞれの考え方の違いも踏まえて、改めて出てきた方針のため今後何かあっても一緒に話し合い助け合いながら解決していけると思います。
ライフプランと家計の見直し
子育ての大きな方針が固まってくると、より具体的に乳幼児期にはモンテッソーリ教育の考え方を取り入れることや将来私立の進学も選択できるよう準備も進めることも決まっていきました。
こうなってくると大変なのはやはりお金のことです。
最初におこなったことは?
まず最初に現状分析として次の4つの情報整理から行いました。
- 養育費と教育費の洗い出し
- 現在の総資産額の見直し
- 休職中と復職後の収入の確認
- 今後の資金計画
ステップ1 養育費と教育費の洗い出し
まず、子どもを育てるのにいくら掛かるのか、その情報収集から始めました。
といっても平均的な養育費と教育費に関してはネットで調べれば簡単に出てきます。
それを今後シミュレーションに活用できるようスプレッドシートにまとめていきました。

教育資金把握の手順はこちらの記事に詳しくまとめているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
ステップ2 現在の総資産額の見直し
次に行ったのは現在いくら資産があるのかという見直しです。
私達夫婦は別口座で、夫が家賃や光熱費などを負担、私が食費や娯楽費などを負担と大体同じくらいの負担額になるように生活費を出し合っていました。
口座別とはいえお互いの収入金額はだいたい把握しているのと、マネーフォワードという家計管理アプリにお互いのカード情報は登録しているためいくら使っているかは把握できたので、資産状況はお互いざっくりと把握していた状態です。
ですが、養育費・教育費は数千万円規模となってくるため
- 現在の貯金額
- 現在の投資資産額(私のiDeCoとNISA)
- 毎月いくら貯金に回しているのか
といった項目を厳密に確認し、スプレッドシートにまとめていきました。
ステップ3 休職中の収入は?
現状の把握ができたら、次は今後の収入についての把握を行いました。
もちろん、休職に入る前にざっくりと収入は概ねこのくらいというのは把握していましたが、今後の資金計画をシミュレーションするためにもより厳密に確認していきました。
休職中の手当について調べたことがある方は分かると思うのですが、例えば産休中の手当の算出方法は
平均日額報酬×3分の2×日数
と難しいことばが出てきます。
平均日額報酬とは?と思い調べてみると
平均日額報酬=平均月額報酬
となり
平均月額報酬=4月~ 6月に支給された報酬の平均額
となります。
……非常に分かりづらいです。
こういった情報を一つずつ具体的に調べていき、具体的な金額をまたスプレッドシートにまとめていきました。
こうしてなんとか、今後の収入についての把握を行うことができました…
ステップ4 今後の資金計画
ステップ2と3で大学卒業までに不足している金額と今後の収入の見通しが分かったので、次の3つの項目について考えていきました。
- いつまでにいくら用意するべきか
- 毎月貯金にいくら回すか
- 貯蓄は現金預金のみか投資も行っていくか
ステップ1でスプレッドシートで用意した教育資金の表を使いながら、現在の貯金額と毎月の積立額がいくらになったら大学卒業までの資金を用意していけるのかを確認していきました。
こうして細かなお金のことを調べるのは時間がかかりましたが、この4つのステップに取り組むことで漠然としたお金の不安が具体的な目標金額となったためかなり軽減しました!
結構大変な過程だったので、4つのステップで調べた具体的な金額や我が家のシミュレーション方法などこの記事を読んで下さっている読者の皆さんが一から調べなくて済むようにシェアしていければと思います!
家計の把握
4つのステップで今後の計画の目処はたったので、最後は家計の見直しです。
これまでの夫婦2馬力から1.5馬力ほどに収入が減ってしまうのと、日々の養育費と今後の教育費のための貯金額を考えると、さすがにこれまでと同じ生活を維持するのは難しいのが現状でした…
我が家のこれまでの家計管理
先に書いたように私達夫婦はマネーフォワードという家計管理アプリを使用しています。
家計自体はこのアプリで自動集計されるので、把握自体は常に行っていた状態です。
ただ、夫婦2馬力だったため予算管理をあまり厳格にしてきませんでした。
夫の財形貯蓄と私のiDeCoとNISAでそれぞれ最低限貯金をおこなうだけで、たまたま出費がすくなくより多く貯められる月もあれば出費が激しく赤字という月もあったり…
なんとなーく「食費はいくらに抑えよう」「おこづかいは月にいくらまでね」など決めていたルールもあったのですが、決めるだけ決めて全然気にせずにお金を使うという毎日でした。
これでは将来の教育資金も貯められないですし、養育費が増えることを考えると確実に赤字コースまっしぐらです…
我が家の今後の家計管理
家計管理の王道中の王道ですがやはり次の3点をしっかり取り組むことを決めました。
- 何にいくら使っているのかをしっかり把握すること
- 予算計画を立てる(年間・月間)
- 毎週末こまめに振り返る
これまで予算自体はスプレッドシートを使い年間・月間と作成していたものの、見返したり記録をつけたりということはすっかりおろそかにしてしまっていました。
また「何にいくら使っているのか」についてはアプリで把握できるのですが、使った金額の反映が1週間〜10日ほどかかるものもあり、気づいたら予算を超えていたということが多かったです。
そしてそもそも、アプリを確認する頻度も低くうまく活用できていませんでした。
このようにかなりダメダメ家計だったため見直しを始めた1月の結果は予算オーバーとなってしまいました。
ただ、しっかり予算を組み使った用途を把握していることで見直しも容易となったので、2月ことそは予算内に収まるようにできればと思います!
家計管理についてはダメダメのことも多いですが、同じくこれから頑張っていきたいと思っている方のヒントにはなるよう、定期的に家計管理についても投稿していければと思います。
子どもを迎えるための家庭環境準備
赤ちゃんを迎えるにあたって必要な育児グッズを揃えるのはもちろん、我が家は幼児期の育児にモンテッソーリ教育の考え方を取り入れたいと考えていたため、その考えに沿った家庭環境になるような整備も進めて行きました。
育児グッズはなにをそろえた?
大きなものから小さなものまで色々あるため
- どんな風にリサーチを行ったか
- 何を買い揃えたのか
- そして使ってみてどうだったか
といった情報を今後個別の記事にしてまとめて行きたいと思います。
ひとまずこちらの記事に育児グッズの具体的なリサーチ方法とリスト化の手順をまとめているのでぜひ御覧ください!

モンテッソーリ教育ってどんなもの?
子どもの「自分でやってみたい!」という気持ちを大切にする教育方法です。
例えば、赤ちゃんの頃から
- 自分でおもちゃを選べる環境を作る
- 触れて学べるシンプルなおもちゃを用意する
といった工夫をしていきます。
より詳しい内容はこちらの記事にまとめていますので、もしモンテッソーリ教育について気になる方がいたらぜひ御覧ください!

どうやって部屋を整えた?
特に工夫したのは、子どもが 「自分で動きやすい」「興味を持ったものに自由に触れられる」 ようにすること。
- 子どもが安全に動き回れるように家具・レイアウトの見直し
- モンテッソーリ教育に必要な設備・道具の導入
こちらもまた、改造途中のものもあるため、順次ビフォーアフターと実際の様子を公開していければと思います。
さいごに
妊娠がわかると嬉しさと同時に「何から始めたらいいんだろう?」と戸惑うことも多いですよね。
私も最初は何もわからない状態でしたが
- 夫婦で話し合いながら価値観をすり合わせる
- 家計やライフプランを見直し、不安を減らす
- 子どもを迎えるための環境を少しずつ整えていく
こうして少しずつ準備を進めることで、少しずつ「親になる」という実感が湧いてきました。
特に子どもを迎える準備などはまだまだ手探りですが、これからも試行錯誤しながら、子どもとの生活を楽しんでいけたらと思っています。
その様子が同じように「何をしたらいいんだろう?」と思っている方の参考になるように投稿を継続していければと思います!
それでは、また。