家計管理の第一歩!教育資金を把握しよう

こんにちは!2025年4月に出産予定のプレママ、ritと申します!
同じプレママさん
すでにお子さんがいらっしゃるママさん
将来子どもを持ちたいと考えてる方
子どものことを考えた時に色々気になることがありますよね!そのなかでも
「子どもの教育資金っていったいいくらかかるんだろう…」
と教育資金についても悩みを抱えているのではないでしょうか?
そんな私も子どもの妊娠が分かってから教育資金の不安を抱いた1人です。
今回は私が子どもの教育資金の備えのため、どのように調べたのか。
また、不足している場合の月々の貯金額をどのように計算したか。
こちらの2点をお伝えしていきたいと思います!
この記事を読んでいただくと
- 自分の子どもに合わせた教育資金の目安が分かる
- 毎月の教育資金貯金額が分かる
- 教育資金の貯金額に合わせて家計を見直せる
こんな風に思っていただけるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください!
ステップ1:子どもの進学に必要な金額を確認(幼稚園〜大学まで)
まずは何より、子どもの進学に必要な教育資金を確認していきます!
子どもの進学が明確な場合
お子さんの進学について
- 公立(国立)か私立か
- 大学や高校は通わせるか
など具体的に決まっている方は下記ののサイトで簡単にシミュレーションできますので、こちらで必要な教育資金を出してみましょう。
幼稚園から大学まで私立や公立(大学は短大なども)を選択してボタンを押すだけで簡単に教育資金が出てきます。
教育資金はいくら必要?かかる目安をご紹介
https://www.jfc.go.jp/n/finance/ippan/kyoikuhi/cost.html
子どもの進学が不明確な場合
次にお子さんの進学についてまだ決まっていない場合や、資金に合わせて考えたい方は、こちらの表にまとめましたのでぜひ参考にしてみてください!
入学料等(初年度にかかるもの) | 年間の学費(入学料等を除く) | |
---|---|---|
公立幼稚園 | 184,646 | |
私立幼稚園 | 15,722 | 331,616 |
公立小学校 | 336,265 | |
私立小学校 | 65,099 | 1,763,013 |
公立中学校 | 542,465 | |
私立中学校 | 119,829 | 1,440,530 |
公立高等学校 | 597,752 | |
私立高等学校 | 79,056 | 951,227 |
国立大学(公立大学) | 535,800 | |
私立大学(4年生大学) | 240,806 | 1,236,533 |
私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果についてhttps://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/1412031_00005.htm
令和5年度子供の学習費調査の結果について
https://www.mext.go.jp/content/20241225-mxt_chousa01_000039333_1.pdf平成22年度国立大学の授業料、入学料及び検定料の調査結果について
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/houjin/1293385.htm
公立大学基礎データ
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kouritsu/detail/20240328-ope_dev03-1.pdf
ここまでで進学プランが決まっている方も、決まっていない方もおおまかに必要な金額は掴めて来ましたでしょうか?
次は各家庭の資産額と教育資金を照らし合わせてみましょう!
ステップ2:現在の資産額を確認
- 銀行口座・証券口座
- 持ち家の資産額
- マイカーの資産額
など忘れずにチェックしましょう!
面倒な方はひとまず銀行の預金残高だけでも大丈夫です!
銀行口座・証券口座などすべてチェック
我が家の場合は
私の場合
- 私の銀行口座2つ
- 証券口座(NISAとiDeCo)
- 積み立ての年金保険
夫の場合
- 通常の銀行口座2つと年金貯蓄口座が1つ
- 証券口座なし
- 積み立て年金保険
※マイホーム・マイカーなし
となっております。
年金用のものがいくつかあり、こういったものは65歳など老後になってからしか受け取れない・引き出せないようになっているので今回の教育資金確認のタイミングでは一旦省いて考えていきました。
最終的な家計管理では老後の備えも考えていく必要がありますが、今はひとまず目の前の教育資金について目安を把握したいので、簡易版となっております。
持ち家がある人はローン残高と売却額もチェック
また我が家の場合は賃貸ですが、持ち家がある方はかなり大きな金額になるのでローン残高と売却価格を確認し、持ち家の資産額も確認しておきましょう。
【ローン残高】ー【売却価格】=【持ち家の資産額】
詳しく調べてみたい方は下記のような査定サイトがあるので、こういったもので調べて見てください!
車を持ってる人も売却額をチェック
持ち家と同様にマイカーがある方はこちらもなるべく調べておきましょう!
【ローン残高】ー【売却価格】=【マイカーの資産額】
こちらも便利な一括査定サイトがあるのでリンクを載せておきますね。
ステップ3:教育資金の不足額を確認
現在の貯金額で子どもがどこまで進学できるかチェック
ここまで必要な教育資金と資産額を確認できたら現在の貯金額で子どもがどこまで進学できるか確認します。
幼稚園の年間学費:184,646×3年分=553,938
小学校の年間学費:336,265×2年分=672,530
合計:1,226,468
となるので現在の貯金額100万円でカバーできるのはお子さんが小学1年生までの学費ということになります。
このように各ご家庭の希望進学に合わせて計算していきます。
希望の学歴に応じて残りの不足分をいくら貯める必要があるかチェック
貯金額で賄える教育費が分かったら、今度は不足している金額がいくらかを考えていきます。
小学校の年間学費:336,265×5年分=1,681,325
中学校の年間学費:542,465×3年分=1,627,395
高校の年間学費:597,752×3年分=1,793,256
大学の年間学費:535,800×4年分=2,143,200
合計:7,245,176
となり必要な貯金額は7,245,176円となります。
やっぱり合計金額にするとほんとに大きな金額ですよね…
ただ、毎月の貯金額に直せば貯められない額ではないのであともう一踏ん張り頑張りましょう!
ステップ4:毎月の貯金額を設定
不足分÷年数÷12ヶ月で毎月の貯金額を設定
先ほど計算した家庭の例でいくと大学卒業まですべて公立(国立)で考えた場合、毎月28,000円貯金し続けられると、大学卒業まで資金がショートせず、お子さんを通わせきることができます!
もとめるための計算式はこちらのとおりです!
必要貯金額:7,245,176 ÷ 0歳から21歳まで22年間 ÷ 12ヶ月 = 27,443円
このように順番に確認していくことで誰でも必要な教育資金をざっくりと考えることができました!
ただし完璧な家計管理のためには下記2点も注意が必要です。
注意①:自分たちの老後資金も確保できるか確認
こちらに関してはステップ2の資産の確認で後回しにした老後資金の積立金等が関わってきますので、記事を分けさせていただきますが、私達自身の老後資金も教育資金とは別に毎月積み立てて行く必要があります。
一旦教育資金だけ知りたいという方はここまでで大丈夫ですが、そのままライフプランも考えたいという方は老後資金の確認まで進みましょう!
こちらに関しても我が家の実例を今後記事にまとめて行く予定です。
注意②:教育資金だけでなく養育費も忘れずにチェック
そして教育資金とは別に毎月子どもにかかる食費や衣類代といった養育費も月々の家計にプラスされます!
こちらに関しては家庭により様々なため金額のばらつきが大きかったですが、だいたい
月4万〜月8万
ほどが子どもの養育費としてかかるようです。
データを見ると子どものお小遣いや携帯代、保険なども含まれていたので、私の肌感では4万ほどかなとイメージしております。
あとは進学に伴ってランドセルや制服などの出費などもあるので各進学時に10万〜30万ほど余裕を持たせられるといいかもしれません。
今回は子どもの教育資金の目安と毎月の積み立て貯金額についてお伝えさせていただきました!
あとはこれをもとに、毎月ここで分かった金額を貯金できるように家計を見直して行きます。
こちらに関してはまだまだ我が家も見直し途中ですので、随時更新していければと思います!
子育てには悩むことも多いですが、ぜひ一緒に1つずつ解決していきましょう。
これからもよろしくお願いいたします!
それでは、また!